スポーツが好きな人に向いてる仕事8選|業務内容を詳しく解説

スポーツが好きな人に向いてる仕事8選|業務内容を詳しく解説

「スポーツに関係する仕事」と言えば、プロ野球選手やJリーガーなどのプロスポーツ選手のことを思い浮かべるかもしれません。しかし、プロスポーツ選手以外にも、スポーツに関係する仕事は、数多く存在します。

この記事では、スポーツ・運動が好きな方に向けて、スポーツに関係する仕事として人気のあるものを8つ紹介します。スポーツ好きなことを活かせる仕事を探している方は、業務内容を詳しく解説するので、ぜひご覧ください。

プロスポーツに関係する仕事

プロスポーツ関連の仕事と聞くと、野球選手やサッカー選手といったプレイヤーが思い浮かぶかもしれません。プロ選手になるためには、そのスポーツ種目においてトップクラスの技能が必要です。

しかし、プロスポーツ業界は選手だけでなく、イベント企画やチームマネージャーなど、さまざまな職種によって成り立っています。ここでは、プロスポーツに間接的に関わる仕事を紹介します。

スポーツチームスタッフ

スポーツチームスタッフは、Jリーグやプロ野球といった、スポーツチームの運営に関わる仕事です。好きなスポーツにおけるプロ選手や団体を裏側からサポートし、チームの強化を図ります。

仕事内容は、イベントやグッズの企画・運営、広報、チームマネジメントなど、多岐にわたります。チームを運営するための資金調達や、新たなスポンサーの開拓も、スポーツチームスタッフの代表的な仕事の1つです。

また、スポーツ選手の契約に関する交渉・管理、スポーツ選手のスカウト、外国人選手の通訳、経理などの仕事もあります。

スポーツプロモーター

スポーツプロモーターは、スポーツ系のイベントや競技会の開催を企画し、開催・運営する仕事です。スポーツイベントを立案し、開催場所や日時をセッティングします。また、イベントを支援してくれるスポンサーとの交渉も行います。

イベントの開催が決まったら、宣伝活動や、スポーツメディアへの対応、テレビの放映権に関する交渉などをします。イベント会場の設営やスタッフの統括、スポーツ選手の宿泊・食事の手配なども、スポーツプロモーターの業務です。

スポーツプロモーターには、イベントを総合的に指揮できる、高いリーダーシップや責任感、コミュニケーション力が求められます。

スポーツの指導に関係する仕事

スポーツが好きな人は、スポーツの指導者として、好きなスポーツに関わることも可能です。スポーツの指導に関係する仕事には、大きく分けて、スポーツジム利用者などの一般人を指導対象とする職種と、アマチュアや学生選手などを対象とする職種の2種類があります。指導の対象となる人によって、それぞれ指導の目的や業務内容、求められるスキルなどは異なります。

スポーツインストラクター

スポーツインストラクターは、ジムやスクールに通う一般の人を対象に、スポーツの技術指導を行う仕事です。

スポーツジムやフィットネスクラブでは、トレーニングマシンの使い方や、フィットネスのやり方を指導します。スポーツクラブでは、利用者の体力の向上や、身体の引き締め、筋肉増強などを目的に、運動指導をすることが多いです。また、利用者のレベルに応じた、トレーニングメニューの作成・提案を行うこともあります。

テニススクールやスイミングスクール、ヨガスタジオ、スキー教室など、特定のスポーツスクールにおける技術指導も、スポーツインストラクターの業務領域に分類されます。

スポーツインストラクターと似た職種としてスポーツトレーナーがありますが、スポーツトレーナーの指導の対象は、一般的にはプロスポーツ選手です。選手の身体づくりのほか、健康管理やケガの応急処置なども行います。

スポーツコーチ

特定のスポーツに関して実績を残している人は、スポーツコーチとして活躍する方法もあります。スポーツコーチは、選手を対象に、パフォーマンス向上のためのスポーツ指導を行う仕事です。

スポーツ選手といっても、高校や大学などの学生選手から、オリンピックを目指す選手まで、指導の対象はさまざまです。

スポーツコーチには、専門的な知識やスキルが必要です。また、チームとしての戦略を立てたり、選手のモチベーションを高めたりと、多様な能力が求められます。スポーツコーチになるためには、過去に活躍した実績があるかどうかが重要です。優れた実績を持つスポーツ経験者は、スポーツコーチとしてオファーが来ることもあります。

スポーツ用品に関係する仕事

スポーツ用品関係の仕事では、好きなスポーツについての専門知識を活かすことが可能です。特にスポーツ用品が好きな人は、楽しく仕事ができるでしょう。スポーツ用品に関わる仕事に就くには、スポーツメーカーでスポーツ用品の新商品開発に携わる方法と、スポーツ用品店のスタッフとして、商品の販売に携わる方法があります。

スポーツメーカーの企画・開発職

スポーツウェアやシューズなどの商品を企画し、開発する仕事です。選手のパフォーマンスを高めるために、選手の動きを解析し、パフォーマンスを向上する商品を開発します。新商品だけでなく、既存商品を改良したり、新素材を研究したりもします。

スポーツ用品メーカーの企画・開発職では、理系分野やデザインなどにおける、高度な専門知識を必要とすることが多いです。スポーツ経験があり、高度な専門知識を持っている人は、企画・開発職で活躍できるでしょう。スポーツメーカーには、企画・開発職だけでなく、営業や広報、バックオフィス業務などの職種もあります。

スポーツ用品店スタッフ

スポーツ用品店のスタッフは、顧客へスポーツ用品の特徴や使用方法などを伝え、販売する仕事です。スポーツ用品の仕入れや、店舗の陳列なども行います。

スポーツ用品店には、特定のスポーツに関する商品を取り扱う専門店と、あらゆるスポーツ用品を取り揃えた総合店があります。また、大型店舗から小規模な商店まで、店舗の規模もさまざまです。

スポーツ用品店の販売員に特別な資格は必要ありませんが、スポーツに関する知識が求められます。スポーツ用品に関する最新情報を得られるため、就職後も好きなスポーツを続けたい人にとっては、楽しい仕事になるかもしれません。

スポーツが好きな人におすすめの資格・職業

スポーツに関連する仕事に就きたい場合は、就職に有利な資格を取得しておくと、採用される可能性が高まります。ここでは、スポーツが好きな人の就職・転職やキャリアアップに役立つ資格として、柔道整復師とスポーツ栄養士の2つを解説します。

柔道整復師

柔道整復師は、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などの施術・治療をする国家資格です。柔道整復師は、スポーツトレーナーや、スポーツ医療に関わる職種で活躍できます。スポーツ分野以外では、整骨院・接骨院や、介護事業所などで活動します。ある程度の経験を積めば、整骨院・接骨院を独立開業することも可能です。

柔道整復師になるためには、指定の3年制専門学校もしくは4年制大学を卒業した後、柔道整復師国家試験に合格する必要があります。高度な専門性とスキルを要する柔道整復師ですが、スポーツ選手のコンディショニングに関わる仕事がしたい人には、おすすめの資格です。

スポーツ栄養士

スポーツ栄養士は、スポーツ現場や選手の食生活において、栄養に関するサポートをします。スポーツ用品に関係する仕事公認スポーツ栄養士は、公益社団法人 日本栄養士会および公益財団法人 日本スポーツ協会の共同認定による専門資格です。公認スポーツ栄養士の資格は、栄養士だけでなく、スポーツトレーナーやスポーツコーチなどの職種でも活かせるでしょう。

スポーツ栄養士になるためには、管理栄養士の資格が必須です。管理栄養士になるためには、2〜4年制の養成施設を修了し、国家試験に合格しなければなりません。管理栄養士養成施設(4年制)を修了した場合は、国家試験を受ける際に実務経験は求められません。一方で、栄養士養成施設の場合は、国家試験を受ける際に実務経験が求められます。

公認スポーツ栄養士は、日本栄養士会および日本スポーツ協会が指定する各種の申請要件を満たした上で講習を受講し、検定試験に合格することで、認定されます。

まとめ

スポーツは、学生時代だけのものではありません。趣味として社会人になってからもスポーツに関係する方も多いです。また、スポーツに仕事として関わる方もいます。

スポーツが好きな方に向いている仕事には、さまざまなものがあります。プロスポーツに関係する仕事として、スポーツチームスタッフやスポーツプロモーターが人気です。スポーツの指導に関係する仕事や、スポーツ用品に関係する仕事も、スポーツ好きの方におすすめです。

スポーツ好きな方は、自分に合ったスポーツ関連の仕事について、探してみましょう。

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